りんご
Apple
旬の時期: 9月〜12月 今が旬
🍎 りんご
🍎 りんご狩り完全ガイド
りんごの魅力とフルーツ狩りの楽しさ
秋の澄んだ空気の中で、赤や黄色に色づいたりんごがたわわに実る果樹園。そんな風景を楽しみながら、自分の手でりんごを収穫して、その場でガブリとかぶりつく。りんご狩りは、秋を代表するフルーツ狩りとして長年にわたり親しまれてきました。
日本のりんご栽培には100年以上の歴史があり、明治時代に海外から導入された品種をもとに、日本の気候や風土に合わせた品種改良が繰り返されてきました。その結果、「ふじ」「つがる」「王林」といった日本独自の優れた品種が数多く生まれ、世界でも高い評価を受けています。特に「ふじ」は世界で最も多く栽培されているりんご品種のひとつであり、日本のりんご栽培技術の高さを物語っています。
りんご狩りの魅力は、品種ごとに味わいがまったく異なることです。甘さ重視の品種、酸味が効いた品種、サクサクした食感の品種、ジューシーな品種など、多様なりんごの個性を食べ比べることができます。りんご畑の秋の景色は格別で、涼しくなってきた季節のアウトドアレジャーとして、家族や友人と過ごす贅沢な時間を演出してくれます。
旬の時期と地域別の違い
りんご狩りのシーズンは、おおむね8月下旬から11月下旬です。品種によって収穫時期が大きく異なり、早生品種は夏の終わりから、晩生品種は晩秋まで楽しめます。
品種別の旬
りんごの品種は収穫時期によって「早生」「中生」「晩生」に分類されます。
早生品種の代表は「つがる」で、8月下旬から9月中旬にかけて最も早く出回ります。りんごシーズンの幕開けを告げる品種で、甘くてジューシーな味わいが特徴です。中生品種の「シナノスイート」は10月上旬から中旬が旬で、名前の通り甘さに優れた品種です。同じく中生の「ジョナゴールド」は10月上旬から下旬が食べごろで、甘みと酸味のバランスが良く、調理用としても人気があります。
そして晩生品種の「ふじ」は10月下旬から11月上旬に旬を迎え、日本のりんご生産の約半分を占める最も重要な品種です。「王林」も晩生品種で、11月頃が最盛期。黄緑色の果皮が特徴の青りんごで、独特の芳香と甘さが魅力です。
主要産地ごとの特徴
青森県 — 日本のりんご生産量のおよそ60%を占める圧倒的な産地です。津軽平野を中心に広大なりんご畑が広がり、秋になると見渡す限りの赤いりんごが実る壮大な景色を楽しめます。「ふじ」の生産量が特に多く、全国シェアの大部分を占めています。りんご狩りのシーズンは8月下旬から11月中旬で、青森県弘前市、黒石市、平川市などに多数の観光果樹園があります。東京からは東北新幹線と在来線で約3時間半、車で約7時間です。
長野県 — 全国第2位のりんご生産地で、特に「シナノスイート」「シナノゴールド」「秋映」といった長野県オリジナルの品種(信州りんご三兄弟)が揃っています。標高の高い環境で育つりんごは、昼夜の寒暖差のおかげで色づきが良く、糖度も高いのが特徴です。長野市、安曇野市、飯田市などにりんご狩り農園が多くあります。東京からは北陸新幹線で長野駅まで約80分とアクセスが良好です。
山形県 — 東北地方のりんご産地として知られ、さくらんぼ、ぶどう、洋梨と並ぶ果物王国・山形の主力フルーツのひとつです。特にふじの品質に定評があり、朝日町や天童市周辺にりんご狩り農園が点在しています。
岩手県 — 青森県に次ぐ東北の主要りんご産地で、花巻市、北上市、奥州市などでりんご栽培が盛んです。寒冷な気候が色づきの良い美しいりんごを育て、ふじやジョナゴールドの品質に高い評価があります。
代表的な品種ガイド — 味と特徴の違い
ふじ
日本を代表するりんご品種であり、世界で最も多く栽培されているりんごのひとつです。「国光」と「デリシャス」の交配から1962年に品種登録されました。甘みと酸味のバランスが絶妙で、糖度は14〜16度と高めです。シャキシャキとした食感の中にも程よい果汁があり、蜜が入ることでも知られています。蜜は「ソルビトール」という天然の糖アルコールが果肉の中で結晶化したもので、蜜入りのふじは特に人気があります。日持ちが良いのも大きな利点で、冷蔵保存で1〜2か月楽しめます。旬は10月下旬から11月上旬です。
完熟前に収穫し、保冷庫で保存した「貯蔵ふじ」は翌年の春頃まで出回り、通年でりんごを楽しめるようになっています。太陽の光を十分に浴びて着色した「サンふじ」は、袋をかけずに栽培することで糖度が一層高くなった特別なふじです。
つがる
青森県で育成された早生品種で、8月下旬から9月中旬に旬を迎えます。りんごのシーズンを最も早く告げる品種で、果汁が豊富でジューシーなのが特徴です。糖度は13〜14度で、酸味が少なく甘みが前面に出る味わい。果肉はやや柔らかめで、サクッとした軽い食感です。早い時期にりんご狩りを楽しみたい方に最適な品種です。
王林(おうりん)
黄緑色の果皮が特徴的な青りんごで、ふじ、つがるに次いで日本で3番目に多く生産されている品種です。福島県が原産地で、青森県や山形県で多く栽培されています。最大の特徴は、りんごらしからぬ独特の芳香で、バニラのような甘い香りが漂います。糖度は14〜15度と高く、酸味が少ないため、甘いりんごが好きな方に好まれます。果肉はやや柔らかめで、なめらかな食感。旬は11月頃です。
シナノスイート
長野県が育成した「りんご三兄弟」のひとつで、「ふじ」と「つがる」の交配から生まれました。名前の通り甘さが際立つ品種で、糖度は14〜15度。酸味がほとんどなく、あっさりとした甘さが口の中に広がります。果汁が多く、サクサクとした食感が心地よい品種です。旬は10月上旬から中旬です。
シナノゴールド
同じく長野県発の「りんご三兄弟」の一員で、黄色い果皮が特徴のりんごです。糖度は14〜15度と高く、さわやかな酸味も持ち合わせているため、味に厚みがあります。果肉はパリッとした硬めの食感で歯切れが良く、食べ応えがあります。海外でも高い評価を受けており、イタリアなどで「イエロー」の名前で栽培されています。旬は10月中旬から11月上旬です。
秋映(あきばえ)
長野県「りんご三兄弟」の3番目で、濃い赤色の果皮が目を引く品種です。糖度は14〜15度で、甘みと酸味の調和が取れた味わいです。果肉はやや硬めで、しっかりした噛み応えがあります。旬は10月上旬から中旬です。
食べ比べのポイント
りんご狩りで複数品種を楽しむ場合は、甘い品種から酸味のある品種、赤りんごから青りんごへと食べ進めると、それぞれの個性がはっきり分かります。つがるの爽やかな甘さ → シナノスイートの濃厚な甘み → ジョナゴールドの甘酸っぱさ → ふじのバランスの良さ → 王林の芳醇な香り、という順番がおすすめです。
りんご狩りのコツ・楽しみ方
美味しいりんごの見分け方
りんご畑でたくさんの実のなかから美味しいものを選ぶには、以下のポイントに注目しましょう。
全体が均一に赤く色づいているものは、太陽の光を十分に浴びて熟した証拠です。特に重要なのがお尻の部分(軸の反対側)の色です。お尻まで赤く色づいているりんごは完熟の度合いが高く、甘みが強い傾向にあります。お尻が緑色のままのりんごは、まだ熟度が足りない可能性があります。
ツル(軸)が太くてピンと張っているものを選びましょう。ツルは木からりんごへ栄養を運ぶパイプの役割を果たしており、太いツルは十分な栄養を受け取って甘く育った証拠です。ツルが細かったり、しなびているものは鮮度が落ちている可能性があります。
ずっしりと重みがあるものは、果汁がたっぷり詰まっています。手に取ってみて、見た目以上に重いと感じるりんごは美味しい可能性が高いです。
さらに、表面に「いぼり」と呼ばれる小さなデコボコがあるものは、蜜入りの可能性が高いとされています。表面がツルツルのりんごよりも、少しゴツゴツしたりんごのほうが実は甘いことがあるので、見た目だけで判断しないようにしましょう。
正しい収穫方法
りんごの正しい採り方は、果実を下から手のひらで包むように持ち、上方向にクイッとひねることです。下に引っ張ると枝が折れてしまい、翌年の実がなる部分を傷つけてしまいます。りんごの付け根部分(ツルの付け根)を人差し指でおさえながら上にひねると、きれいに外れます。
農園の木はプロが丹精込めて育てたものなので、枝を折ったり、必要以上の実を傷つけたりしないよう、丁寧に扱いましょう。
食べ方のコツ
りんごはよく冷えた状態のほうが甘みが際立ちます。農園によっては冷水のバケツを用意してくれるところもあるので、収穫したりんごを少し冷やしてから食べると美味しさが増します。ただし冷やしすぎても味がわかりにくくなるので、10度前後がベストです。
皮ごとかぶりつくのがりんご狩りならではの食べ方ですが、皮の食感が気になる方はナイフでむいて食べてもOKです。りんごの皮にはポリフェノールが豊富に含まれているので、栄養面では皮ごと食べるのがおすすめです。
持ち物・服装のアドバイス
りんご狩りは秋の屋外で行うため、動きやすく暖かい服装がおすすめです。10月以降は朝晩が冷え込む産地も多いので、上着を1枚持っていくと安心です。
りんごの木は意外と高いものもあり、見上げる姿勢が多くなるため、つばのある帽子があると日差しよけに便利です。靴は果樹園の地面が土や草で不安定な場合があるので、歩きやすいスニーカーを履いていきましょう。
持ち物としては、ナイフ(りんごを切り分けて食べたい場合)、ビニール袋(持ち帰り用)、ウェットティッシュがあると便利です。りんごの果汁は手がベタベタになるほどではありませんが、汚れが気になる方は準備しておきましょう。
主要産地ガイド
青森県(弘前市・黒石市・平川市エリア)
りんごの生産量日本一の青森県は、りんご狩りのメッカです。弘前市は「りんごの街」として知られ、弘前城周辺にもりんご園が点在しています。青森りんごの特徴は、冷涼な気候と豊かな雪解け水によって育まれた高い糖度と美しい色づきです。りんご狩りのシーズンは8月下旬から11月中旬と長く、品種のリレーで長期間楽しめます。
長野県(長野市・安曇野市・飯田市エリア)
信州りんご三兄弟(シナノスイート、シナノゴールド、秋映)を一度に食べ比べられるのが長野県の強みです。標高の高い果樹園からは北アルプスの絶景を望めるところもあり、紅葉とりんご狩りを同時に楽しめる秋の贅沢な体験ができます。東京からのアクセスが良いため、日帰りでのりんご狩りも十分可能です。
群馬県(沼田市・利根エリア)
東京から車で約2時間の群馬県北部は、りんご狩りの穴場スポットとして知られています。利根沼田エリアには果樹園が集まっており、りんご狩りの後に温泉(水上温泉、川場温泉など)を楽しむプランが人気です。
よくある質問
Q. りんご狩りの料金はどのくらい?
食べ放題プランの場合、大人600〜1,000円程度と、フルーツ狩りのなかでは比較的リーズナブルです。もぎ取り方式(量り売り)の場合は、1kgあたり400〜800円程度が一般的です。
Q. りんごは何個くらい食べられる?
大人であれば2〜3個で満足する方が多いです。りんご1個で200〜300gほどあり、意外とお腹にたまります。食べ放題の場合は欲張らず、いろいろな品種を少しずつ食べ比べるのがおすすめです。
Q. 持ち帰りはできる?
多くの農園では、食べ放題とは別に持ち帰り用のりんごを購入できます。量り売りやカゴ売りなど、農園によって販売方法は異なります。農園で直接購入するりんごは市販品よりも新鮮で、価格もお手頃なことが多いので、お土産にもおすすめです。
Q. りんご狩りに最適な時期は?
品種によって異なりますが、10月中旬から11月上旬は「ふじ」をはじめとする人気品種が揃い、秋の紅葉も楽しめる最高のシーズンです。ただし、この時期は混雑するため、早めの訪問や平日の来園がおすすめです。
Q. りんごの保存方法は?
りんごは低温で保存するのが基本で、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管すると、品種にもよりますが1〜2か月程度は美味しさを保てます。りんごはエチレンガスを多く発生する果物で、他の野菜や果物の熟成を早めてしまうため、必ずポリ袋に入れて密閉した状態で保存してください。常温で保存する場合は、風通しの良い涼しい場所に置き、1〜2週間を目安に食べきりましょう。
栄養素と健康効果
「1日1個のりんごで医者いらず」という格言がありますが、これは栄養学的にも根拠のある言葉です。日本食品標準成分表(八訂)によると、りんご(皮なし・生)の可食部100gあたりのエネルギーは53kcalで、カリウムを120mg、食物繊維を1.4g含んでいます。皮つきの場合、食物繊維は1.9gに増え、ビタミンCも皮なし(4mg)に比べて約1.5倍(6mg)になるため、皮ごと食べるとより多くの栄養を摂取できます。
りんごの最大の栄養的特徴は、「りんごポリフェノール」と総称される多様なポリフェノール群です。そのなかでも最も多くの割合(約60%)を占めるのがプロシアニジンです。プロシアニジンは強い抗酸化作用を持ち、脂質の吸収を抑えて体脂肪の蓄積を予防する効果や、血中コレステロール・中性脂肪の減少、食後血糖値の上昇抑制などが研究で報告されています。りんごポリフェノールは皮や皮の近くに多く含まれているため、よく洗って皮ごと食べるのがおすすめです。
りんごに豊富に含まれる食物繊維のうち、水溶性食物繊維のペクチンは特に注目に値します。ペクチンは腸内でコレステロールや有害物質と結合して体外に排出する作用を持ち、血中コレステロール値の低下や腸内環境の改善に寄与します。整腸作用があるため、便秘の改善にも役立つ食物繊維です。
りんごに含まれるリンゴ酸やクエン酸などの有機酸は、エネルギー代謝をスムーズにする「クエン酸回路」の構成成分であり、効率よくエネルギーを生み出して疲労回復を促す効果が期待できます。風邪をひいたときに「すりおろしりんご」が重宝されてきたのは、消化吸収しやすい形でこれらの栄養素を摂取できるからです。
カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を助け、高血圧の予防に寄与します。りんご1個(約250g、可食部約200g)で約240mgのカリウムを摂取でき、日々の食事に取り入れることで塩分の摂りすぎをケアする手軽な手段となります。
保存方法と持ち帰りのコツ
農園からの持ち帰り方法
りんご狩りで収穫したりんごは、他のフルーツに比べると比較的丈夫で持ち帰りやすい果物です。とはいえ、りんご同士がぶつかり合うと打ち身(褐変)の原因になるため、1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包んで運ぶのがベストです。ダンボール箱やかごに入れる場合は、りんごの間に緩衝材を挟んで動かないようにしましょう。保冷バッグは必須ではありませんが、真夏のりんご狩り(早生品種の時期)は車内が高温になるため持参すると安心です。
冷蔵・常温・冷凍の保存テクニック
りんごは適切に保存すれば長持ちする果物です。冷蔵保存の場合、1個ずつポリ袋に入れて口を閉じ、冷蔵庫の野菜室で保存するのが最適です。ポリ袋に入れる理由は、りんごが放出するエチレンガスが他の野菜や果物の熟成を早めてしまうためです。この方法で品種にもよりますが1〜2か月ほど美味しく食べられます。「ふじ」や「王林」などの晩生品種は特に貯蔵性に優れています。
常温保存する場合は、直射日光を避けた涼しい場所(10℃前後が理想)に置きます。秋冬なら玄関先や北向きの部屋などが適しています。常温でも2〜3週間程度は保存可能ですが、暖房の効いた部屋に置くと傷みが早まるので注意してください。
冷凍保存は、皮をむいてくし切りにし、フリーザーバッグに入れて冷凍します。凍ったままコンポートやアップルパイの材料に使えるほか、半解凍でシャーベット風のデザートとしても楽しめます。すりおろして冷凍すれば、離乳食やドレッシングの材料としても便利です。
食べごろの見極め方
りんごは収穫後も緩やかに追熟が進みます。食べごろの見極めは、果皮に均一な色づきとツヤがあること、手に持ったときにずっしりと重みを感じることが基本です。品種によって完熟の色合いは異なりますが、「ふじ」の場合は全体が赤く色づき、お尻(果頂部)の部分が黄色みを帯びてくると糖度が高まっている証拠です。指で軽く弾いたときに、カンカンと澄んだ高い音がするものは果肉がしっかりしていて新鮮です。
ベストシーズン月別詳細 — 品種リレーカレンダー
りんご狩りのシーズンは8月から12月にかけてと長く、早生品種から晩生品種まで品種のリレーが楽しめます。日本のりんご産地は主に青森県・長野県・岩手県・山形県・福島県に集中しており、産地によってもシーズンの開始時期が若干異なります。
8月〜9月に行くなら — つがる・きおう
りんご狩りの先陣を切るのは早生品種の「つがる」です。8月下旬から9月中旬にかけてが旬で、酸味が少なくジューシーな甘さが特徴です。黄色いりんごの「きおう」も同時期に楽しめます。まだ暑さの残る時期なので、帽子や飲み物を忘れずに持参しましょう。
10月に行くなら — 紅玉・シナノスイート・秋映
10月は中生品種が出揃い、りんご狩りの選択肢が豊富になる時期です。「紅玉」は酸味が強くお菓子作りに最適な品種として人気があります。「シナノスイート」は甘みが強く食べやすい長野県のオリジナル品種で、子どもにも好まれます。「秋映(あきばえ)」は深い赤紫色の外観と濃厚な甘酸っぱさが特徴です。行楽シーズンと重なるため、紅葉狩りと組み合わせて楽しむのもおすすめです。
11月に行くなら — ふじ・王林・シナノゴールド
11月はりんご狩りのベストシーズンです。日本で最も生産量の多い品種「ふじ」が旬を迎えます。甘みと酸味のバランスが良く、蜜入りのものは格別の美味しさです。「王林」はさっぱりとした甘さと独特の芳香が魅力の青りんごで、「シナノゴールド」は黄金色の外観と爽やかな酸味で近年人気が急上昇している品種です。
12月に行くなら — シーズン終盤のふじ
12月はりんご狩りのシーズン最終盤です。貯蔵性の高い「ふじ」を中心に営業している農園がありますが、12月中旬以降はほとんどの農園がシーズンを終了します。晩秋の澄んだ空気のなかで味わう蜜入りのふじは、シーズンの締めくくりにふさわしい格別の味わいです。年末年始のお土産用に箱買いするのにも良い時期です。
子連れ向けアドバイス
子供が楽しめる農園の選び方
りんご狩りの農園選びでは、りんごの木の仕立て方に注目しましょう。矮化栽培(わいかさいばい)という、木の高さを低く抑える栽培方法を採用している農園では、子どもでも手が届く位置にりんごが実っています。通常のりんごの木は高さが3〜5mにもなりますが、矮化栽培の木は1.5〜2m程度なので、小学生くらいの子どもなら自分の手で直接もぎ取る体験ができます。また、農園によっては踏み台や脚立を用意してくれるところもありますので、事前に確認してみましょう。
年齢別の楽しみ方
0〜2歳のお子さんは、りんごをすりおろしたり小さくカットしたりして食べさせましょう。りんごは離乳食としても広く使われる果物で、アレルギーのリスクも比較的低いとされています。農園の広い空間でのびのび過ごせること自体が良い体験になります。
3〜5歳の子どもには、りんごの正しいもぎ方を教えてあげましょう。りんごを下に引っ張るのではなく、果実を手のひらで包むように持ち、上に向かってひねるように回すときれいにもぎ取れます。自分で採ったりんごをそのまま丸かじりする体験は、子どもにとって大きな喜びになります。
小学生以上は、品種ごとの食べ比べが知的好奇心を刺激します。「ふじは甘くて蜜がある」「紅玉は酸っぱいけどアップルパイにすると最高」など、品種の個性を学ぶことは食育そのものです。持ち帰ったりんごで一緒にお菓子を作るのも楽しい体験です。
高設栽培のメリット
りんごは高設栽培ではなく、果樹として地面に植えられた木から収穫するのが一般的です。前述の矮化栽培を導入している農園を選べば、子どもでも手が届きやすくなります。りんご畑は比較的平坦で通路も広い農園が多いため、ベビーカーでも移動しやすい環境です。ただし、地面が土や草地のため、車輪が取られることがあります。タイヤの太いベビーカーや、抱っこ紐との併用がおすすめです。
品種一覧
今が旬!りんご狩りスポットを探そう
りんごが旬を迎えています。全国92件のスポットで収穫体験ができます。
🍎 りんごのスポット一覧
92 件のスポット
弘前りんご公園
青森県
¥1,200〜
信州りんごの里
長野県
¥1,400〜
郡山りんご園
福島県
¥1,300〜
アヲハタ ジャムデッキ
広島県
ジャム工場見学・体験施設。ジャムづくり体験 1セット1,000円(200gビン4本)、エプロン貸出150円。工場見学は体験コースに含まれる(計約2時間30分)
道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢
兵庫県
道の駅・フルーツパーク。入園無料・駐車場無料。フルーツ狩り: モモ狩り 大人2,000円/小人1,500円、ブドウ狩り 大人2,000円/小人1,500円、ナシ狩り 大人1,800円/小人1,200円、リンゴ狩り 大人1,000円/小人800円(大人=中学生以上、小人=3歳〜小学生)
東谷山フルーツパーク
愛知県
フルーツパーク。入園無料。世界の熱帯果樹温室: 大人300円・中学生以下無料・65歳以上100円(2026年10月より大人450円に改定)。収穫体験: 量り売り(例: スモモ100円/50g)
はままつフルーツパーク時之栖
静岡県
入園料 大人(高校生以上)730円、小中学生360円、未就学児無料。フルーツ狩りは量り売り別途
笛吹川フルーツ公園
山梨県
フルーツ公園。入園無料・駐車場無料。一部有料施設・イベントあり
はこだてわいん 葡萄館
北海道
ワイナリー。入場無料・工場見学無料・試飲無料(常時5種類以上)。ワインソフトクリーム(赤・白2種類)あり
JA中野市農産物産館 オランチェ
長野県
直売所。店内価格
新鮮市場ききょう
長野県
直売所。店内価格(JAカードで5%割引。ワイン販売充実、エーコープコーナーあり)
松川インター直売所 もなりん
長野県
直売所。店内価格(もも・なし・りんご等の果物中心。光センサー選別の贈答用くだものや規格外品の特価販売あり)
りんごの里農産物直売所
長野県
直売所。店内価格
JA佐波伊勢崎 ファーマーズマーケット からか〜ぜ
群馬県
直売所。店内価格(北関東最大級のファーマーズマーケット。会員数600名)
まるけい果樹園
福島県
さくらんぼ狩り30分食べ放題 大人1,430円〜1,650円・小人880円〜1,210円(税込、土日祝は料金異なる)
JA仙台 農産物直売所 たなばたけ 高砂店
宮城県
直売所。店内価格(JA仙台管内産の新鮮野菜・果物・精肉・鮮魚・加工品・弁当等)
JA全農あおもり アグリショップ青森店
青森県
直売所。店内価格(青森県観光物産館アスパム1階に所在)
JA秋田なまはげ ファーマーズマーケット 彩菜館
秋田県
直売所。店内価格(生産者直売の農産物・加工品。季節限定ソフトクリームあり)
JAつがる弘前 農産物直売所 ふじの里
青森県
直売所。店内価格
JAさくらんぼひがしね ファーマーズマーケット よってけポポラ
山形県
直売所。店内価格(約700人の会員が毎日出荷。ジェラート・クレープ店併設。オンラインショップで地方発送あり)
JAふくしま未来 農産物直売所 ここら 吾妻店
福島県
直売所。店内価格(JAカード割引対象。くだもの・贈答用も豊富)
道の駅天童温泉 産直店サンピュア
山形県
直売所。店内価格(オンラインショップでも一部商品購入可)
八紘学園農産物直売所
北海道
直売所。店内価格(ツキサップ牛乳・ヨーグルト・ソフトクリーム(夏季限定)も販売)
タカシナ観光果樹園
北海道
中学生以上1,540円、小学生1,320円、3歳以上880円(税込・園内食べ放題、持ち帰り別料金)
フジモリ果樹園
北海道
くだもの狩り: 大人(中学生以上)1,540円、小学生1,320円、3歳以上880円(園内食べ放題・時間制限なし。持ち帰り別料金)。直売所は店内価格
ホクレン食と農のふれあいファーム くるるの杜
北海道
直売所は店内価格。農作業・調理加工体験は各プログラムにより異なる(予約サイト参照)。農村レストラン ブッフェランチあり
道の駅紫波
岩手県
入場無料。特産品は店内価格
道の駅あらい
新潟県
入場無料。店舗により料金異なる
道の駅たかの
広島県
入場無料
道の駅はっとう
鳥取県
入場無料
道の駅みなみ波賀
兵庫県
入場無料(体験別途: ブルーベリー摘みとり500円/1時間、ジャム作り体験1,000円/人)
道の駅南信州とよおかマルシェ
長野県
入場無料
道の駅南きよさと
山梨県
入場無料(リフトカー往復500円)
道の駅川場田園プラザ
群馬県
入場無料
道の駅あさひまち りんごの森
山形県
入場無料。特産品は店内価格
道の駅とうや湖
北海道
入場無料。特産品は店内価格
道の駅なないろ・ななえ
北海道
入場無料
道の駅十文字
秋田県
入場無料
道の駅そうべつ情報館i
北海道
入場無料
道の駅スペース・アップルよいち
北海道
入場無料
青森観光りんご園
青森県
大人300円(3個もぎ取り・入園料込)
道の駅なみおか アップルヒル
青森県
りんご狩り体験 600円(もぎとり3個・税込、10月限定)。入場無料。藍染め体験 900円〜2,500円
道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ
青森県
入場無料(りんご1個から購入可能)
石井果実店
青森県
りんご1個から購入可能(品種・サイズにより異なる)
津軽ゆめりんごファーム
青森県
りんご狩り 60分食べ放題 大人1,400円、子供(4-12歳)800円(大人にはりんご2個お土産付)
弘前市りんご公園
青森県
入園無料。りんごもぎ取り体験 100g 100円(体験案内料込)
森の中の果樹園
青森県
大人1,700円、中学生・シルバー1,400円、小人1,000円、幼児600円
弘前シードル工房 kimori
青森県
kimoriシードル 750ml 2本セット 4,114円(税込)、6本セット 12,001円(税込)等。工房での試飲も可能
ゆめりんごパティスリー
青森県
パティスリー: アップルパイ・タルトタタン等販売(入場無料)。観光農園: りんご狩り60分食べ放題 大人1,400円・子供800円、さくらんぼ狩り60分 大人1,800円・子供1,200円
岩木山観光りんご園
青森県
大人1,500円、小人1,000円、シルバー1,300円(40分食べ放題・2個おみやげ付)
せいの農園
青森県
葉とらずりんご直販。無添加りんごジュース500ml 1,900円、1L 6本セット 5,300円、りんごジャム190g 550円等(税込・6,000円以上で送料無料)
JA相馬村 林檎の森
青森県
入場無料(りんご袋売り 価格は時価)
JAつがる弘前 四季彩館
青森県
入場無料(りんご・加工品は個別購入)
ANEKKO 直売所 野市里
青森県
入場無料(りんご狩り:大人1,100円、小人650円)
A-FACTORY(エーファクトリー)
青森県
入場無料。シードルテイスティングは有料(プリペイドカード制)
道の駅 北信州やまのうち
長野県
入場無料
道の駅 今井恵みの里
長野県
入場無料(農産物は個別購入)
福文農園
長野県
りんご狩り入園料: 大人・小学生 750円、保育園・幼稚園児 400円(税込・2時間以内、HP予約で割引あり)。お持ち帰りりんごは量り売り(自分で収穫600円/kg、農園収穫済み640円/kg)
小野りんご園
長野県
りんご狩り食べ放題+持ち帰り1個 大人500円、小学生300円
小林農園
長野県
りんご狩り 大人500円、小学校低学年300円、未就学児無料
北城農園
長野県
りんご直売: 2,700円〜9,700円(税込、品種・サイズにより異なる)。りんご果汁100%ジュース 3本2,100円〜。※りんご狩りは行っていません
原遊覧園・原農園
長野県
大人500円、65歳~400円、小学生300円、園児250円(時間無制限)
信州フルーツランド
長野県
りんご食べ放題30分 400~500円、ぶどう食べ放題30分 1,650円
中条フルーツ農場
長野県
りんご食べ放題30分 400~500円、ぶどう食べ放題30分 1,650円
フモンヂ観光園
長野県
公式サイトをご確認ください
ブラベリーファーム
長野県
食べ放題500円、食べ放題+おみやげ2個800円、食べ放題+1カゴ1,500円
りんご狩の千曲園
長野県
公式サイトをご確認ください
はびろ農業公園 みはらしファーム
長野県
体験600円〜(内容により異なる)
道の駅ふくしま
福島県
入場無料。商品は店内価格
道の駅国見あつかしの郷
福島県
入場無料(農産物直売所での購入は別途)
紺野果樹園
福島県
公式サイトをご確認ください
まるせい果樹園
福島県
果物狩り 品目により異なる
まるよし観光果樹園
福島県
もも狩り30分食べ放題等(品目により異なる)
まるえ観光果樹園
福島県
桃狩り30分食べ放題: 大人(中学生以上)1,210円、子ども(4歳〜小学生)990円、3歳以下無料
くだもの畑
福島県
商品は店内価格
あづま果樹園
福島県
桃狩り30分食べ放題: 中学生以上1,650円、4歳〜小学生1,320円、3歳以下無料
観光農園 吉次園
熊本県
いちご狩り40分食べ放題 中学生以上1,800〜2,200円(時期により変動)
果実の国カップルズ
熊本県
いちご狩り 大人2,400円、小学生1,700円(時期により変動)
平田観光農園
広島県
ぶどう狩り食べ放題:中学生以上2,500円~、いちご狩り:1,400円~
大原観光果樹園
岡山県
桃狩り:大人2,000円、小学生1,300円、幼稚園1,000円
見晴し園
山梨県
もも狩り: 大人1,400円・子供1,150円、ぶどう狩り: 大人1,000円・子供850円、巨峰狩り: 大人1,400円・子供1,150円(40分食べ放題)
中込農園
山梨県
桃狩り土産付コース: 大人3,300円〜、さくらんぼ+桃セット: 大人3,500円、ぶどう狩り: 大人2,000円
フルーツカフェ八珍果+(はっちんかぷらす)
山梨県
メニューにより異なる
フルーツカフェ ベラヴィスタ(フルーツパーク富士屋ホテル)
山梨県
桃パフェ 3,000円、葡萄パフェ 2,900円、シャインマスカットパフェ 3,600円、桃ワッフル 2,600円、ロービーサンド 3,200円、フルーツ盛り合わせ 2,400円等
道の駅天童温泉
山形県
入場無料。足湯「駒の湯」無料。商品は店内価格
神町観光果樹園
山形県
りんご狩り60分 中学生以上1,500円〜 4歳以上1,000円〜
王将果樹園
山形県
さくらんぼ狩り: ダイナミックプライシング制(日により料金変動、平日がお得)。スタンダードプラン・プレミアムプラン・遮熱ハウスプランあり。もも狩り(8月〜9月)、ぶどう狩り(9月〜10月)、りんご狩り(10月〜11月)も実施。詳細は公式予約サイト参照
斎藤観光果樹園
山形県
さくらんぼ狩り30分食べ放題 中学生以上2,500円 小学生2,000円 3歳以上1,500円
広果園
山形県
さくらんぼ狩り時間無制限食べ放題 大人1,800円 小学生1,000円
仲野観光果樹園(ナカノフルーツ)
山形県
さくらんぼ狩り30分食べ放題 大人2,500円 小学生2,000円
ニトリ観光果樹園
北海道
果物狩り 品目・季節により異なる
さくらんぼ山観光農園
北海道
さくらんぼ狩り 大人2,000円 小人1,400円 幼児700円(お土産100g付)
よくある質問
りんごの旬はいつですか?
りんごの主な産地はどこですか?
りんごを楽しめるスポットはどこにありますか?
りんごのおいしい楽しみ方は?
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